月: 2025年6月

第1回 紙飛行機教室大会 主催者挨拶

東京花菖蒲会 会長 小林たかやより

皆さま、本日は記念すべき第1回紙飛行機教室大会にご参加いただき、誠にありがとうございます。

このたび東京花菖蒲会では、新たな試みとして紙飛行機教室を企画いたしましたところ、多くの子どもたちとご家族の皆さまにお集まりいただき、心より嬉しく、ありがたく思っております。また、本大会の運営を支えてくださったすべてのスタッフの皆さまにも、深く感謝申し上げます。皆さまの温かいご協力のおかげで、本日このように和やかで楽しいひとときを迎えることができました。

私たち東京花菖蒲会が活動の拠点としている靖國神社には、幕末から大東亜戦争に至るまで、祖国のために尊い命を捧げられた246万余柱の御霊が祀られております。これら英霊の方々への感謝と敬意の念を込め、日本古来の花である花菖蒲を毎年奉納してまいりました。

花菖蒲は、古くから日本人に親しまれ、その凛とした美しさは、高浜虚子が「花びらの垂れて静かや花菖蒲」と詠んだように、わが国の文化と精神性を映し出す花であります。

本年、戦後80年という大きな節目を迎え、私たちもまた、花とともに受け継がれてきた日本の美とこころを、次の世代へ繋いでいく使命を強く感じております。花菖蒲会の活動は、単に花を育て展示することにとどまりません。花を通して、伝統文化や平和への祈り、そして人と人との絆を育むことを何よりも大切にしています。

今回の紙飛行機教室は、そうした思いを未来へ広げる一歩として企画いたしました。紙飛行機もまた、工夫を凝らし、心を込めて作り上げることで、大空へと羽ばたきます。その喜びと感動は、花菖蒲を育てる楽しさとどこか通じ合うものがございます。

本日ご参加の皆さまには、ぜひ花菖蒲展もご覧いただき、一輪の花菖蒲をお持ち帰りください。ご自宅でその美しさを眺めながら、ご家族やご友人とともに、花に込められた想いや文化に触れていただければ幸いに存じます。

また、今回をきっかけに花菖蒲会に関心を寄せてくださった皆さま、新たにご入会くださった方々に、心より歓迎のご挨拶を申し上げます。私たちの会は、年齢や経験を問わず、どなたでも温かくお迎えし、楽しく活動できる場でございます。どうぞこれからも、お気軽にご参加いただければと願っております。

今後とも、紙飛行機や花菖蒲を通じて、笑顔あふれる交流の輪が広がっていくことを、心より願っております。皆さまのご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、挨拶とさせていただきます。

 

第62回奉納花菖蒲展 表彰式 会長挨拶

皆さま、本日はご多忙の中、第62回奉納花菖蒲展表彰式にご臨席賜り、誠にありがとうございます。

まずは、宮司賞を受賞された伊藤誠さま(小仙峡)、会長賞を受賞された大場健一郎さま(紅鶴)、そして佳作に選ばれた10名の皆さまに、心よりお祝い申し上げます。皆さまが丹精込めて育てられた花菖蒲は、会場を華やかに彩り、訪れる方々の心をやさしく潤してくれました。そのご努力とご情熱に、深く敬意と感謝を申し上げます。また、展示期間中には当番や運営にもお力添えをいただき、誠にありがとうございました。

特に、大場健一郎さま、このたびの会長賞のご受賞、誠におめでとうございます。大場さまが心を込めて育てられた「紅鶴」は、私たち東京花菖蒲会の誇りであり、今後の活動に大きな励みを与えてくれるものと存じます。引き続き、温かいご指導とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

さて、本年は新たな取り組みとして、「紙飛行機教室大会」を同時開催させていただきました。花菖蒲展と紙飛行機、一見すると意外な組み合わせに感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら、私たちが活動の拠点とする靖國神社には、幕末から大東亜戦争に至るまで、祖国のために尽くされた246万余の英霊が祀られております。私たちは、その御霊に感謝と敬意を捧げる心を大切に、日本古来の花である花菖蒲を毎年奉納してまいりました。

花菖蒲は、古来より日本人に親しまれ、その優美な姿は、俳人・高浜虚子が「花びらの垂れて静かや花菖蒲」と詠んだように、日本文化の精神を映し出す象徴的な存在でございます。

そして今年、戦後80年という大きな節目を迎えました。私たち花菖蒲会もまた、会員の高齢化という課題に直面しながら、次の世代へと花と文化の魅力を引き継いでいく責任を改めて感じております。

そのような思いから、子どもたちや若い世代が気軽に楽しめる企画として、紙飛行機教室を開催いたしました。紙飛行機は、身近で親しみやすい遊びであると同時に、ものづくりの喜びや挑戦する心を育むものです。このような体験を通じて、まずは会に親しみを持っていただき、やがて花菖蒲の美しさや日本の伝統文化に関心を寄せていただければと、切に願っております。

また、最近ご入会くださった新たな会員の皆さま、初めて当番や運営にご参加くださった皆さまにも、心より感謝申し上げます。東京花菖蒲会は、どなたでも温かく迎え入れることを大切にしてまいりました。どうぞこれからも、遠慮なくご意見やご希望をお寄せいただければ幸いです。

世代や地域を超えた絆を育みながら、未来に向かって会をより豊かなものにしていくために、皆さまのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

結びにあたり、日頃より会を支えてくださるすべての会員の皆さま、本日ご参加くださった皆さま、そしてご受賞された皆さまに、改めて深く感謝申し上げます。今後とも、皆さまと心を一つにしながら、東京花菖蒲会を共に盛り立ててまいりましょう。

東京花菖蒲会 会長 小林たかや