第2回目の株分け会は令和4年10月に行われました。その時の様子を報告していきます。

第2回株分け会(令和4年10月実施)

第2回目の株分け会は、予定の都合がうまくかみ合わず株分けとしては遅すぎる10月に実施となりました。今回は東京花菖蒲会の小林たかや会長も参加し、第1回と同じ相談役の橋本さん宅にての開催となりました。

今回も株分けのやり方は第1回と同じ。水の中で花菖蒲の根をほぐしていきます。

小林たかや会長も順調に根をほぐし、株分けしていきます。

根をほぐし終えたらハサミで株分けと根の整形と茎のカットを一気にやっていきます。この辺りは手慣れた感じが出ています。

そして、鉢に植えていきます。今回は小林たかや会長に新規の会員さん1名を含めた合計4名での作業ということでサクサク進みます。

株分けは順調に進みましたが、やはり10月の株分けということで、夏を越せなかった花菖蒲が枯れてしまっていたり、株分け後の球根部分の育成期間が少ないため翌年は花が咲かないだろうといった感じでした。株分け自体はいつでもできるのですが、夏の気温の高い日差しの強い期間が無い分、花としては1年余計に育成が必要となるようです。それでも狭いポットの中にびっしりと詰まった根で狭く苦しい環境より、整理された新しい環境で再来年にはきっときれいな花を咲かせてくれることでしょう。

令和5年も東京花菖蒲会では株分け会を予定しております。花菖蒲を育てたことがない方でも会員になっていただければフォローアップは致します。「靖国神社に花菖蒲を奉納してみたい」「花菖蒲をマンションで育ててみたい」といった気持ちが少しでもあれば気軽にお声かけしてください。当サイトの会員申し込みだと気が重い場合は、お問合せにてお気持ちを頂けましたら私含めご回答いたしますので、お気軽にご連絡ください。